満を持して出店審査に挑戦したけど、落とされてしまった・・・
もうだめだ・・・何をどう改善すれば審査を突破できるのか知りたい
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ヤフーショッピングの出店審査に落ちた時の5つの改善ポイント
本記事の信頼性
この記事を書いている私はヤフーショッピング出店歴4年です。2017年から2021年現在まで約50名の出店審査突破をサポートしてきました。日々変わる出店審査に関する情報を収集しつつブログ、Youtube、Twitterなどでヤフーショッピングに関する最新情報発信をしています。
ヤフーショッピングの出店審査に挑戦したけど、落ちてしまった場合、何をどう改善すればいいのか悩みますよね。
僕自身は2店舗運営していますが、2店舗目の審査に関しては4回目の審査でようやく通過しました。
審査落ちした時には自分なりに完璧だと思っていたので、どこをどう修正・改善していいのか?わかりませんでした。
ですが、同じような悩みを抱える人も多いと思い、2017年から現在もヤフーショッピングの出店審査の相談やサポートしています。
沢山の出店審査に携わる中で、こうしたら出店審査を通過できたよ。といういくつかの成果が得られましたので、本記事を通じて共有したいと思います。
ただ先に断っておきますが、出店審査の通過基準については非公開となっていますので、あくまで参考程度とどめておいてください。
ただもし本記事を参考に出店審査を通過できたのであれば、記事をシェアしてもらえると嬉しいです。
Contents
出店審査に落ちた時の5つの改善ポイント
- 整合性の再確認
- IDの再取得
- 取り扱い予定商材の変更
- 出店審査のタイミングをずらす
- 名義変更
ポイント1)整合性の再確認
整合性の再確認が真っ先に確認するポイントです。
なぜなら私が携わった方の中では圧倒的にこの整合性が原因で落とされていた方が多かったからです。
整合性というのは、情報同士のつじつまを合わせることです。
- ヤフージャパンIDの名義と銀行口座の名義はきちんと合っているか?
- 運転免許証の住所と現住所は合っているか?
など情報同士のつじつまを合わせなければなりません。
なぜなら整合性がとれていないことで、ヤフー側としてはどっちの情報が正しいのか判断できないからです。
その結果審査で落とされてしまうということがとても多いです。
整合性の確認ポイント
整合性の再確認なんてきちんとしているよーと思っても実際に見落としていることもあります。
例えば出店審査の申込時には自社ショップのURLを貼り付ける項目もあります。
こちらは任意ですが、例えばそのURL先の特商法に表記されている住所や名義と運転免許証の住所が違うなど挙げられます。
他にも確認した気でいることもあります。
これはどういうことかといと、自分では間違っていないと思っても第3者に見てもらったら、誤字や脱字があるといったことです。
実際知りたいで全く問題よーと言っていた知り合いの整合性を確認していたら、やっぱりミスが見つかったケースもあります。
つまり間違いに無自覚であることもしばしばあるということですね。
ただこうした情報を知ったことで注意深く再確認したことでTwitterのフォロワーさんから無事に出店審査を通過できた報告ももらってます。
こういったことから整合性の確認といっても、提供する情報に紐づく情報から、自分自身の無自覚に至るまで幅広く整合性を正しくチェックしてみましょう。
繰り返しになりますが、出店審査を通過できない原因の圧倒的No1ですので、真っ先に疑うようにしましょう。
ポイント2)ヤフージャパンIDの再取得
ヤフージャパンIDの再取得も改善ポイントの一つになり得ます。
なぜなら申請時に利用したIDで知らず知らずのうちに規約違反行為をしてしまっている可能性があるからです。
ヤフーショッピングの出店条件に過去ヤフー提供サービスにおいて規約違反をしていないことというのが挙げられます。
ですが、あなたが気づかない内に、IDで何らかの違反をしている可能性があります。
これについては推測の域を出ませんが、例えば次のような行為が挙げられます。
- 大量購入
- 大量転売
- 大量キャンセル
などですね。
上記はあくまで可能性であり、ほんの一例にすぎませんが、いつ、どんなことで規約違反になっているかわからないので、この可能性を排除するために、ヤフージャパンIDの再取得というのは改善ポイントになります。
実際にIDを再取得しなおしただけで審査を通過できた事例もあるので参考にしてみてください。
ポイント3)取り扱い予定商材の変更
取り扱い予定商材の変更も改善ポイントになります。
なぜならヤフーは出品商品を規定しているからです。
ヤフーショッピングでは何でもかんでも出品できるわけではありません。
そもそも規約で禁止されている商品や、出品はできるけど許可や免許が必要な商品があります。
そうした背景から、取り扱い予定商材に上記のような商材との関連性が匂ってしまうと、審査落ちする可能性があります。
取り扱い予定商材のポイント
- 具体的に
- 規約違反商品とは無縁の
この辺りがポイントですね。
ただの雑貨とか日用品と書くくらいなら、国内メーカー製の食品とかの方がより適切です。
ちなみに取り扱い予定商材に書いたからといって絶対その商材を扱わないといけないわけではありません。
ポイント4)出店審査のタイミングをずらす
出店審査のタイミングをずらすというのも一つの選択肢になります。
なぜなら出店審査の難易度は日々変動するからです。
難易度が高い時には、いくら情報に問題がなくても通過できないことがあります。
こればかりは正直わかりません。
出店審査の難易度がどうなのか?についてはこちらの記事でも更新していますので、参考にしてください。
最低限守ってほしいタイミング
いつが難易度が高いとか、低いとかそんなん待ってられないって思う方もいると思います。
そういう場合にはせめて次の2つは意識するようにしましょう。
- 月初め
- 日中
月初め
月初めを個人的には推奨しています。
というのもヤフー側が月単位で審査を通過させる数を制限している可能性があるからです。
そうなれば当然月初めよりも月末の方が間口が広いので通過しやすくなります。
日中
申請は日中をおすすめします。
なぜなら深夜帯で申請したケースで、同日の翌朝に不合格通知が送られたケースがあるからです。
常識的な観点で考えるのであれば、深夜帯に申請して翌朝には不合格って‥本当にチェックしたの?と疑問ですよね。
僕はこうしたケースに触れた経験から、深夜帯は自動で処理されてしまっているリスクがあると感じています。
これも推測の域を出ませんが、その要因を確実に消すために意識してみてください。
名義変更
名義変更は最終手段としてしばしば用いられます。
なぜならどんなに対策しても申請者自身の名義が原因で出店審査を突破できないケースもあるからです。
- 整合性も確認済み
- IDも再取得した
- できるだけ月初めの日中に申請した
- 出品予定商材も厳密かつ具体的にした
今回の記事で紹介したような上記の改善をしたにも関わらず審査を通過できなかったのに、名義を変更しただけで通過した事例があります。
このようなケースでは何らかの理由で名義自体がロックされてしまっていることが考えらえます。
名義変更の具体例
名義変更の具体例は次のようなケースです。
- 法人名義→個人の代表者名義で申請し通過
- 夫名義→妻の名義で申請し通過
とはいえ名義変更では2つ注意点があります。
名義変更の2つの注意点
- 名義以外の改善ポイントの可能性
- 名義変更に伴う影響
名義変更以外の改善ポイントの可能性
名義を変更するのは最終手段です。
なぜなら名義以外に原因があれば、名義を変更しても審査を通過できないからです。
その根底の原因を結局改善できなければ、名義変更してもただ手間が増えるだけになります。
名義変更に伴う影響
名義変更に伴う影響の一つとして税務面の影響があります。
私は税理士ではないので、細かい話は割愛しますが、名義と実際の運営者やその事業の貢献度によって税務面の影響を受けます。
例えば夫の審査を通過できず、妻で審査を通過したケースです。
妻名義でヤフーショッピングに出店し、例えば年間20万円以上の収入が得られたとしましょう。
この場合は確定申告が必要になりますが、その際に全額妻で確定申告するのか?実質的な運営は夫が行っていたので夫で申告するのか?
判断に悩むことが出てくると思います。
自分名義であればこうしたことまで考える必要性はありませんでしたが、仮に名義を借りるなんてことになった場合は契約書や収支などはより複雑になります。
まとめ
はい!いかがだったでしょうか?
今回はヤフーショッピングの出店審査に落ちた時の5つの改善ポイントについて解説してきました。
- 整合性の再確認
- IDの再取得
- 取り扱い予定商材の変更
- 出店審査のタイミングをずらす
- 名義変更
まずはできることから対策しその都度申請してみてください。一度に複数の要因を修正してしまうと、どの修正ポイントが問題だったのか?わかりません。
なので原則1つの要因を修正し申請。だめだったらまた修正し申請の繰り返しになります。
ぜひがんばって出店審査突破をめざしましょう。
無事に出店審査を突破できたら今度はストア構築が必要になります。
ストア構築についてはこちらを参照してください。